資料紹介『白波寝物語』下巻
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概要
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『白波寝物語』は、『小説年表』に明和四年刊・鱗形屋板の黒本上下二冊として記載されているが、『国書総目録』『古典籍総合目録』によるかぎり、その所在は確認されていない。草双紙の書誌研究は現在かなり進展しているので、各種データベースも検索してみたが、管見の限りでは当該作は見当たらなかった。架蔵の『白波寝物語』は下巻一冊のみの零本で、なおかつ、絵題簽は別本のものが付されている。資料として完備したものではないが、他に所在が知られていない作であるから、零本とはいえ黒本・青本データの欠を補うにいささかの意義は有すると思われる。本誌の誌面を借りて紹介する所以である。『小説年表』は、『白波寝物語』について、これを黒本の項に記載する。
- 2006-02-28
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