知覚品質の分析枠組みについて
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概要
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品質は戦略的な論点として脚光を浴びている。米国では、1980年代になって、自国の競争力が低下したのは、外国製品(特に日本製品)の品質が高くなる一方で、米国の管理者が品質を軽視したためであると分析され始めている(Garvin 1983,1984b,1987)。以前は米国製というラベルは品質を保証するものであったが、現在では日本製というラベルがその機能を果たしているともいわれている(Leonard and Sasser 1982)。ところが、米国の製造業者は自らの製品の品質についてかなり楽観的な見解をもっている。米国大企業1300社のCEOに関する調査によれば、5人の内3人が『今日の方が品質が良くなっている』と信じており、『品質が低下している』と思っているCEOは13%だけある。
- 明治大學商學研究所の論文
- 1992-02-15
明治大學商學研究所 | 論文
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