スーパー・マーケット(量販店)と青果物卸売市場
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概要
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卸売市場の取引は市場法によって規制されている。しかし今日では、実際の取引は市場法と大きく乖離している。例えば、市場法の根幹ともなっている競り売りは形骸化してきている。すなわち卸売市場はその制度を大きく変化させてきているのであるが、こうした市場制度の変化を生み出してきた基本的原因は、生産・出荷段階並びに小売段階の大規模化にある。特に小売段階におけるスーパー・マーケット(量販店)の進出が卸売市場に大きな影響をあたえている。本稿では、スーパー・マーケットと卸売市場との関係に焦点を当て、卸売市場がスーパー・マーケットの影響を受けてどのように変化してきたか、そして今後卸売市場はどのように変革されていくのか、といった点について考察しようとするものである。
- 明治大学政治経済研究所の論文
- 1995-02-28
明治大学政治経済研究所 | 論文
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