農作業受委託組織(農業機械銀行)におけるパソコン利用
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概要
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農業機械銀行の事務処理をパソコンで省力化した.オペレータ21名,農作業種類60種以上,年間2,000件以上ある受委託斡旋業務を,日常業務,定期業務および年度末業務を中心に電算化できたので,省力化できた分を利用して機械銀行が主として行う作業計画や受託農家の掘り起こしなどにより一層対応できるようになった.「農業機械銀行業務管理システム」は日本語リレーショナルデータベース「桐」を使用することで,機械銀行の行うデータ管理が容易にできる.今後は蓄積されたデータが,機械銀行に所属するオペレータの農業機械・作業機の稼働率の向上や作業計画の策定にも活かされることが期待される.本システムは各地域に発足している他の機械銀行にも応用可能である.機械銀行であれば,事務処理作業は類似している.ハーベスタ料金の違いや,地域の農作業の違いなど農作業台帳や農家台帳を変更するだけで利用できると思われる.すでに大里村農業機械銀行では,東風平町の「業務管理システム」を基本に大里村機械銀行版に変更し,業務に使用している.
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