当院スポーツ外来における野球肘の治療成績
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概要
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当院スポーツ外来の野球肘を有する症例を対象に、肘痛出現から受診までの期間、疼痛改善状況、ノースロー実施の有無を調査し、受診時期と疼痛改善との関係、ノースローと疼痛改善との関係について検討した。結果、受診時期疼痛改善及びノースロー疼痛改善ともに有意な関係が認められ、早期に受診をして的確な診断を受け、ノースローにて患部を安静にし、軟骨骨変性の治癒を促すことが、初期の野球肘において有効であることが示唆された。また、上腕骨小頭離断性骨軟骨炎の症例は、予後が不良で、受診時期が遅い傾向であった。その原因として、上腕骨小頭離断性骨軟骨炎は障害が重要化するまで疼痛が現れにくい可能性が考えられた。今後は定期診療やメディカルチェック等の障害を早期発見するシステムの構築が課題である。伊藤直之、掘秀昭、山門浩太郎
- 2008-08-30
論文 | ランダム
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