運転態度の評価と各種違反運転との関連
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概要
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本研究の主な目的は,運転マナーと各種の違反運転の頻度および他者からの影響等との関連性を検討することを通して,運転者の運転マナーの評価に影響を及ぼす要因を明らかにすることである。調査対象者は,運転免許を取得し,日常的に自動車を運転している者,計702名であった。主な結果は,①パス,タクシーについては,乗車中あるいは走行中に関わらず,運転態度は悪いと認識している比率が最も高いことが示された。②他者からの影響については,運転態度の善し悪しと関係なく,いずれの対象からも影響を受けていないとの回答が最も高率であった。③制限速度超過違反,飲酒運転,違法駐車,信号無視,方向指示器不使用に関する調査の結果,「しない+ほとんどしない」への回答が最も多く,いくつかの項目で性差が認められた。④総合的な運転態度評価に対して,制限速度超過,飲酒運転,駐車禁止,及び信号無視が影響を与えていることが明らかになった。以上の結果が,交通安全教育や交通カウンセリングの観点から検討された。
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