アスペルガー症候群に対して通常の学級と通級による指導との学習場面の違いが,児童の学習行動にどんな変化をもたらすのかを分析した。対象は,N小学校通常の学級に在籍し,通級による指導をうけているアスペルガー症候群と診断または判断される4名とした。通常の学級の国語,算数と通級による指導という3つの授業を分析した。