若者の「生きづらさ」と障害構造論― ひきこもり経験者への支援から考える ―
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概要
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格差社会などを背景として「若者の生きづらさ」を訴える声が続いている。1980年代以来,「生きづらさ」(「生きにくさ」)という言葉を用いることで,しばしば,従来の福祉や教育の枠組みに乗りづらい困難が言及されてきた。本稿では,特に精神障害を対象とする障害構造論の議論を参考に,若者の生きづらさ,特に引きこもる若者の生きづらさがどのように捉えられるのかを考える。また「ひきこもり」支援の蓄積が,幅広い若者の人間回復に寄与する可能性について検討する。
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