協同的創造力を育成する第5~9学年の選択教科単元モデルの開発(3)
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概要
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本研究は, 「21世紀型の教科学力」の新たな観点としての「協同的創造力」の育成をめざして, 自分たちで新たな文化を創造する子どもを育てる協同的創造学習のあり方について実証的に研究を進め, 単元モデルと評価方法を開発することを目的としている。そこで, 教科学習を「協同的創造学習」としてとらえ直すとともに, 中学校での従来の選択教科の時間に加えて, 小学校第5・6学年合同の選択教科の時間を新設して「協同的創造力」を特化して育むことにし, 本年度は, 選択教科の単元モデルの充実・改善と評価方法の確立に取り組んだ。その結果, 選択教科において, これまで開発した単元モデルをより充実させたり, 新たな単元モデルを開発したりすることができた。また, 評価の観点を整理し, 子どもの意識調査やカリキュラム評価に継続して取り組むことによって, 子どもの思いを汲み取り単元を見直していくことができた。今後も必修教科と選択教科のつながりや関連性, 各学年の系統性を整理するとともに, 協同的創造力育成の手だてを整理し, 来年度に向けて, これまで培ったものを生かす新たな学習開発を模索していきたいと考えている。
- 2009-03-31
著者
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