幼稚園教諭にとって「ちょっと気になる」子どもの幼稚園から小学校への移行--第1学年に少人数学級を導入することの効果と関連して
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概要
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昨今, 学びや発達の連続性の視点から, 幼小移行期の子どもの姿や教育課程の改革に関する議論が盛んである。しかしながら, 幼稚園から小学校へ上がっていく子どもの様子を追跡した実証研究は少ないのが現状である。本研究では, 幼稚園教諭による1年生の授業参観を行い, 対象児の学習や生活の状況について評価してもらうことで修学前後の比較を行った。対象児の選定にあたっては, 就学に当たって気になるところがあった子どもを幼稚園教諭に抽出してもらった。結果, 全体的な傾向として幼稚園教が「気になる」と捉えた子どもの小学校教育への適応には良好な経過が見出された。対象とした小学校では30人学級を導入していることにより, 「教師の目が適切に届く」だけでなく, 「級友にも余裕が生まれている」という学級環境があり, 「気になる」子どもの落ち着きや適応に影響している可能性が示唆された。研究論文・実践報告
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