安曇野市民の所有と景観維持 -公共性との関連を通して-
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概要
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本稿では景観を維持するための意識がどのように形成されているのかを検討する。その結果、ボランティア活動に参加する人や地域の役に立ちたいと思う人が景観を「みんなのもの」と認識する傾向をもち、物理的な住宅や農地を所有することは景観維持にはあまり影響を及ぼさず、むしろ農地を耕作するという直接的なかかわりが景観維持に対して影響を及ぼしていることが明らかになった。さらに年代や転入時期等の属性はほとんど影響を与えていなかった。最後に本分析をふまえ、安曇野の景観維持について考察した。In this paper, I will examine the process of formation of the consciousness which maintains a landscape. As a result, a volunteer activity and local consciousness had influence. And owning farmland and a residence had not affected landscape maintenance. Cultivating farmland rather had influence. Then an age, transference time, and sex were almost uninfluential. As a conclusion it was an important point to recognize a landscape to be public goods. Finally,based on this analysis, I consider landscape maintenance of Azumino.
- 2008-12-31
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