登山道の荒廃化に対する利用者意識の定量的評価
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概要
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近年,余暇を自然の中で過ごそうとするアウトドア人口の増加により,日本国内の豊かな自然は今までになかった規模の人為的インパクトにさらされるようになった。本研究対象地である霧ケ峰においても,登山道の荒廃化は深刻な問題となっている。本研究では,登山道侵食対策の必要性や実施の妥当性について検討する上での一助とすることを目的として,環境財の定量化手法であるCVMを用いて,登山道の荒廃化に対する利用者意識を定量的に評価した。その結果,ほとんどの登山道利用者(98%)が登山道整備を必要だと考え,八島高原の登山道荒廃化を抑制しようとすることに対する支払意志額,すなわち登山道侵食対策による「観光資源保全効果」の評価額は約2,662万円~3,365万円/年にものぼることが明らかとなった。
- 2009-03-27
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