児童の生活技術に関する研究 - 洗濯の実態を通して -
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概要
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児童の生活技術の実態を把握するため、特に「洗濯」をとり上げ、調査を行った。すなわち、小学校4、5、6年生の児童30名を対象に、手洗いではくつ下を、洗濯機洗いでは運動着上下を実際に洗わせ、その様子を観察、記録した。あわせて聞き取り調査も行い、児童の洗濯に関する日常経験、知識を調べ、以下の結論を得た。1.家庭では、手洗い80%、洗濯機洗い約50%が「よく、またはたまに」行っている。2.取り扱い表示記号に関する知識は、比較的乏しい。3.手洗い、洗濯機洗いとも、洗濯物の重量から洗濯液を作ることができず、感覚にたよっていた。また、洗濯液を作った後洗濯物を入れる、という一連の動作が身についておらず、特に留意して指導する必要があると考えられた。4.約20%の児童が、手洗いの技能である手もみ洗い、ねじり絞りができず、家庭や学校での実践の必要性が感じられた。
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