体格・体力に関する体育学的追跡研究 - 10年間の縦断データによる -
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概要
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休格・体力の発達に関する研究は,10歳以上を対象とした横断的研究が多く,幼児期からの縦断的研究は極めて少ない。そこで,1984年度岩手大学附属中学校3年生のうち,幼稚園年中組(4才児)時より本年まで体格・体力の測定結果の揃っている男子23名,女子20名について,縦断的な考察を加えた。形態的要素として,身長・体重・胸囲・座高を,休力的要素として,握力・背筋力を検討の対象とした。身長と体重について,4才時と14才時の測定値に高い相関が認められた。また,男子では11才から,女子では8才-9才までの伸びが最も大きかった。握力での性差は12才で明確になり,それ以後の発達は男子が顕著である。背筋力では性差が明確になるのは9才であるが,12才以後増加量に男女差が大きい。
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