キタサンショウウニ卵の発生初期における色素顆粒の行動
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概要
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キタサンシヨウウニ卵の色素顆粒ほ未受精卵では内部細胞質全体に分散しているが,受精後その一部は皮部細胞質へ移行し,他は内方へ移動して星状体のまわりに集まる。内部色素顆粒は分裂装置の変化に伴って娘細胞に分配される。バフンウニ卵では内部細胞質のオレンジ色素は初め均等に分散しているが,受精後星状体のまわりに濃縮し,発生の進行に伴って顆粒化する。この色素が中性赤によって生体染色されることなどから,内部色素顆粒は細取分裂活性に関与する可能性が示唆された。
- 岩手大学教育学部の論文
岩手大学教育学部 | 論文
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