東北地方の飼育成犬におけるGiardia intestinalis 糞便内抗原のELISAキットによる検出
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概要
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東北地方の一般家庭で飼育されている2~17歳齢の成犬513頭から採取した糞便を対象として,Giardia intestinalis 抗原を市販の酵素抗体法(ELISA)キットを用いて検出した.その結果,13%(65/513)がG. intestinalis 抗原陽性であった.陽性率は犬の糞便性状や年齢,飼育スタイル,環境,由来,性別,飼育地の各要因に関係なくほぼ一定であった.今回の調査成績は,G. intestinalis 感染が飼育成犬においても広く蔓延していることを示唆している.http://nichiju.lin.go.jp/index.php
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