Tfp-アミノ酸から新しい数種の2-テトラフロロエチル-シュードオキサゾロン-(5)の合成〔英文〕
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概要
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我々のグループでペプチド合成における新しいN-保護基を開発中であるが,その一環として既にTfp(テトラフロロプロピオニル)基の性質およびその応用を報告し,ラセミ化を伴う際の反応中間物であるシュードオキサゾロンを単離,同定した。今回,オキサゾロンにL-アミノ酸又はジペプチドを作用させる場合の不斉誘導因子を究明する目的で一連のオキキゾロンをTfp-アミノ酸から系統的に合成し,それらの構造決定を行なった。合成されたオキサゾロンは4位の置換基がメチル,エチル,n-プロピル,n-ブチル,イソブチル,ベンジルの各物質であり,それらはいずれもシュード型オキサゾロンであることを確認した。
- 信州大学農学部の論文
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