安曇野地域の特産品および水に関する市民意識
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概要
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全国の市町村には、数多くの産品・特産品・地域ブランド品があるが、それぞれに対する地域住民の「主観的な想い」は十分に明らかにされていない。本研究は、長野県安曇野地域を研究対象として設定し、安曇野市に在住する20歳以上80歳以下の男女1,100名を対象として、この地域の特産品である「わさび・にじます・そば・りんご・たまねぎ・地酒・地ビールワイン・お米・水・凍り餅」に対する市民の主観的な想いを調べた。その結果、これらの特産品に対する主観的な想いの程度には差がみられることが明らかになった。また、他地域から高く評価される「安曇野の水」に対する市民の意識を調べたところ、想起されるイメージとして「湧き水・飲料水」「温泉・田園」「公園・湖」の3種類があることが示唆された。今後の課題は、こういった主観的な想いやイメージがいかにして形成され、変容するかというプロセスを調べることである。それにより、ある「産品」が「特産品」、「地域ブランド品」として認識されるようになるプロセスの一端が明らかになるだろう。
- 2007-12-31
著者
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