体育授業における運動有能感を高める工夫が運動意欲および楽しさに及ぼす影響に関する研究 ―運動有能感の高い児童生徒の視点から―
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概要
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本研究の目的は、運動有能感の低い児童生徒が積極的に参加できる、運動有能感を高める授業実践における工夫が、運動有能感の高い児童生徒の運動意欲および楽しさに及ぼす影響について検討を加えることである。対象者は高校生213名であり、質問紙による調査を行った。結果は、運動有能感の低い児童生徒が積極的に参加できることが報告されている「個人スポーツの集団ゲーム化」 「教え合い、励まし合いながら取り組める場」の工夫に関して、運動有能感の高い生徒の運動意欲や、楽しさに有効な影響を及ぼしていることが明らかであった。 「8秒間走」に関しては、運動有能感の高い生徒がより楽しさを感じることができ、さらに運動有能感の高い生徒が低い生徒と同じ水準の運動意欲で取り組めることが明らかであった。また、「バスケットボールにおけるドリブルの禁止」に関しては、運動有能感の高い生徒が、低い生徒と同じ水準の運動意欲や楽しさを感じ、運動に取り組めることが明らかであった。
- 2008-03-31
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