ヨーロッパ連合(EU)における共生教育 -自然(タンポポ)をテーマとした授業の分析-
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概要
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ドイツにおいては、旧西ドイツ時代1960年代に、多くの外国人労働者が招致され、その子どもたちの教育が問題となった。そこでは外国人労働者の子どもとドイツの子どもたちにおける異文化理解ということが、様々に論じられ実践されてきた。更に、ヨーロッパ連合(EU)の成立(1992年)は、そうしたドイツ国内における異文化理解の問題を越えて、ヨーロッパ諸国間の異文化理解をいっそう促進することになる。ここでは、「基礎学校をヨーロッパに開く」(L.ドゥンカー)及び「自然を通して了解し合う」(R.ラオターバッハ)という具体的教材例の検討を通し、「ヨーロッパに開かれた教育」は、国境を越えた共通性や共同や共生のあり方とその可能性を示唆しており、それはまた日本における国際理解教育の基本的な視点として受け止めることができることを明らかにした。
- 2003-03-31
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