小粒径ポーラスコンクリートの揚水高さに関する理論的アプローチ
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
骨材に粒径0,6〜2.5mmの砕石を用いた小粒径ポーラスコンクリートは、従来のポーラスコンクリート(以下、POC)をはるかに超える揚水性能を有していることが明らかになっている。この揚水性能を定量的に評価できれば、緑化基盤および揚水舗装へのPOCのさらなる適用範囲の拡大が期待できる。本研究では、揚水性能の定量評価の前段階として、毛管現象に立脚した揚水メカニズムの解明を検討した。その結果、小粒径POCの揚水メカニズムは、毛管現象によりある程度説明できることが明らかになった。すなわち、揚水高さは空隙の体積の影響を受けるのではなく、空隙の形状、特に、空隙隅部の影響が支配的であることが明らかとなった。
- セメント協会の論文
- 2007-02-20
セメント協会 | 論文
- レーザ照射によるコンクリート表面の落書き除去 : 被害の実態と照射条件の検討
- 泥炭のセメント固化
- 物質遮断性と溶脱抵抗性に優れた長寿命コンクリート : 長寿命炭酸化コンクリートEIEN^【○!R】
- 鋼線補強セメント製品の押出し成形
- コンクリ-ト舗装の施工の合理化・最近の技術 (合理化施工のパフォ-マンス)