Serif vs. Sans Serif: L2学習者のリーディング意欲に与える影響
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概要
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本論文では、リーディング素材に使用されるフォントのタイプフェイスが、L2学習者の「読みたい」という気持ちにどのような影響を与えるのかを探る。田中ら(2007)では、読み手はSerifで書かれたテキストは、Sans Serifで書かれたものよりも難しく感じるという結果が示された。本研究では彼らの研究をさらに発展させ、どちらのタイプフェイスで書かれたものを学習者は読みたいと思うのか、また、L1とL2でタイプフェイスの影響に違いはあるのかを調査した。視覚実験の結果、日本語が母語の英語学習者は、L2の英語のテキストでは、Sans SerifよりもSerifで書かれたテキストをより「読みたい」と思うが、L1の日本語テキストでは、そのような傾向が示されないことがわかった。This paper examines how the typeface used in the reading materials affects L2 learners' willingness to read. Tanaka et al.(2007)revealed that L2 learners perceive texts written in Serif fonts as being more difficult than ones written in San Serif fonts. The present study further extends their research and investigates two issues:1) how typeface affects learners' willingness to read; and 2) if the effects of typeface differ between L1 and L2.
- 2008-10-10
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