音楽科の鑑賞活動における『楽しいこと』・『楽しくないこと』
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概要
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「音楽教科における鑑賞活動のあり方について」(平成15年度教育学部研究支援経費プロジェクト)の研究報告書にもとづいて、教師の調査結果の傾向から、鑑賞活動における「楽しいこと」・「楽しくないこと」の内容を検討した。その結果、児童・生徒の「楽しいこと」「楽しくないこと」は、ともに「興味・関心」が影響しており、「興味・関心」がもてない場合には「楽しくない」活動と受け止められる傾向がみられた。教師による「授業への工夫」のうち、「他の活動と関連」させた鑑賞活動は、「興味・関心」をもって活動する主体的な活動につなげることができるものである。その場合、自己評価、相互評価、教師による評価などが必要であるが、それらの評価方法については今後の検討が必要である。
- 三重大学教育学部の論文
- 2005-00-00
三重大学教育学部 | 論文
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