読本の書誌をめぐって
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概要
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わが国の書誌学の伝統の中で、近世後期の製板本とりわけ挿絵入本については、比較的軽視されてきたといってもよいだろう。しかし、鈴木重三『絵本と浮世絵』(美術出版社、一九七九年)による読本挿絵の検討などを通じて、次第に板や摺りの相違についても注意が払われるようになってきた。とりわけ、中村幸彦「和本書誌のしるべ」(『中村幸彦著述集』十五巻、中央公論社、一九八九年)や、同「滑稽本の書誌学」(「ビブリア」八十三号、天理図書館、一九八四年)などに披瀝された知見が、どれほど有益なものであったかは改めていうまでもない。『讀本研究』第四輯上套(渓水社、1990)所収
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