限界性による事象タイプの転換
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概要
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個々の動詞は、アスペクト助辞やそれにかかわる時間表現と統合する可能性および統合後の意味により、状態、活動、達成、到達といった四つのカテゴリーに分類され、それが動詞の固有の語彙アスペクトとして捉えられている傾向(馬慶株1981、Tai1984、郭鋭193)があるが、しかしこの分類は、アスペクトにかかわる個々のカテゴリーを動詞の固有の性質として固定させて静的な分類を行うために、同じ動詞であるにもかかわらず、異なったコンテクストに用いられるときに、例えば、補語や目的語名詞などの性質の違いによって現れてくる複数のカテゴリー間の変動といったダイナミックな側面を捉えきれない。本稿では、中国語において、達成タイプの事象は、動詞に言語化されるだけではなく、複合的な語句や構文といった統語的な単位にも言語化される場合も存在することを考察する。
- 2008-03-15
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