企業倫理とは何か : 社会規範の変化と企業人格
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
わが国の産業界で次々と起こる不祥事が結果として企業の経営姿勢を問い正す企業倫理が問題となっている。しかし,それらの不祥事は倫理というより法律違反によって社会的批判を受けている。法治国家である以上,社会活動のルールを定めた法律に違反すると法の定めによって制裁を受ける。法律は倫理の最低ラインを定めたものである。倫理は法のように厳格なルールではないが非倫理的行動は社会的規範に照らして制裁を受ける。倫理も法律もそれ程難しい規範から成り立っていない。社会で活動するあらゆる規範は我々が一般的に考える常識(コモンセンス)を基盤としている。しかし,常識も社会の進化と共に変化している。今,企業を取りまく経営の常識が変ってきている。企業経営者は伝統的経営慣行が今,問われていることを認識しなければならない。今,企業の常識とは何か,新しい次元での企業行動のあり方を経営倫理の側面から考えたい。
論文 | ランダム
- 強心配糖体作用時の心筋内Kalium代謝
- Dicumarolの毒性及びこれに及ぼすVitamin K,Rutinの影響について
- 実験的endotoxin shockにおける脳の血行動態と代謝に関する研究--Methylprednisoloneとbrain coolingの有用性を中心として
- 『食品衛生検査指針 理化学編』の発刊と概要
- 『食品衛生検査指針(残留農薬編)』の新版発行について