容器包装リサイクル費用の測定と評価に関する自治体での実証分析とEPR適用可能性
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
容器包装リサイクル問題は,容器包装リサイクル費用は一体いくらかかっているのかという問題と容器包装リサイクル費用は誰が負担すべきかという2つの問題に集約することができる。本論文ではこの二つの問題の解明を行う。容器包装廃棄物のリサイクル費用は,これまで主に重量ベースでしか測定されていなかったので,容積ベースで測定・評価するため,容器包装素材別『かさ比重』(「逆かさ密度」)を6自治体で実測し,容器包装の収集費用を容積ベースで算出できるようにした。容器包装廃棄物のリサイクル費用の算出に当たっては,自治体にアンケート調査を送付し,6自治体から回答を得た。そして6自治体からの回答結果を用いて,アルミ缶・スチール缶・ペットボトル・ガラスびんの4品目のリサイクル費用を重量ベースおよび容積ベースで測定し,容器間・自治体間の分析・評価および比較を行った。費用負担問題に関しては,ドイツ・フランス・韓国などの諸外国の調査分析に基いて,比較検討を行い,日本への適用可能性を評価した。
論文 | ランダム
- 民事と交錯する刑事事件解説(第5回)通謀虚偽表示と犯罪
- 生活安全ゼミ(第16回)犯罪が起きにくい社会づくりの推進について
- 報道から学ぶ--サッカーとサイバー犯罪
- 画像処理技術を利用した携帯電話向けアプリケーションの現状と今後(画像処理の最前線)
- 116) 化膿性脊椎炎が誘因と思われた感染性胸腹部大動脈瘤の一手術例(第83回日本循環器学会中国・四国合同地方会)