日中・米中国交正常化過程の比較検証--台湾問題の処理を中心に
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概要
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日中・米中の国交正常化は、ともに1971年7月のニクソンショックからスタートした。しかし日中間の正常化過程は72年9月まで一年二ヶ月で完成し、「一気合成」であった。これに対し、米中間は1979年1月1日まで七年以上の年月も要し、紆余曲折であった。日米両国は中国との国交正常化にあたり、ともに台湾問題という「厄介」な問題を抱え、処理しなければならなかった。また台湾問題処理にあたって、日米双方にとっては必ずしも同じ次元の問題ではなかった。本文はこの台湾問題を処理する日中・米中国交正常化過程を中心に再検証し、戦後日中関係、米中関係のあり方をあらためて考える。
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