商業社会と資本制社会 : 『国富論』の基本命題(2)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
『国富論』の商業社会と資本制社会の関係をめぐって,通説は後者での価値論放棄説を唱え,価値尺度=支配労働論だけを認めた。だが,その尺度は価値量を映す鏡だから,価値論を放棄すると根拠が無くなる。他方,価値論の一貫性を認める市民社会論にも不備がある。本来のスミスは,商業社会の分業に伴う労働能力(才能)開発による価値形成とその尺度論を提起し,それをもって資本制的付加価値形成を論証した。
論文 | ランダム
- 「常用漢字表」で用懇が申し合わせ(マスコミの焦点)
- 資料「常用漢字」付「人名用漢字」 (常用漢字表)
- クレメンス・クラウスとオスカー・シュトラウスの死
- アレクサンドリアのクレメンスの倫理思想―特に「覺智者」(完全な基督者)の理想像について―
- チユーリッヒの映画館