昭和36年6月伊那谷の集中豪雨による洪水に起因した佐久間ダム湖に於ける蚊の大発生
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概要
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昭和36年6月27日に長野県南部の伊那谷を襲った325.3mmの集中豪雨は天竜川流域に大洪水を起し,流失家屋380戸,全壊516戸,半壊605戸の木材,茅屋根,家具類,山林からの立木,竹類,農家附近からの穀作物,藁,麦稈,動物の死体,舟,ボート等,更に15.2km^2に及ぶ流失水田からの稲等が,泰阜及び平岡ダムの堰堤を乗り越えて,遠くは100km以上の遠距離から佐久間ダム湖に押し流されて来たが,佐久間ダム湖の放水門は前2者の場合と異なり堰堤の満水時水面下15mの所にあるので,集中豪雨当日の午後3時に放水をThe heavy rain (325.3mm) which visited Ina Valley in southern part of Nagano Prefecture on June 27, 1961 caused a great flood on the Tenryu River, one of the greatest swift running rivers in Japan. On the middle part of the river there are three great res
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長崎大学風土病研究所 | 論文
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