ハエ類の生態並びに撲滅に関する研究-1-
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概要
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1)冬期各種発生源附近の土中でハエ類の蛹がどのような状態で分布しているかを知るために,1954年3月15日から9日間,長崎県大村市内の一農業部落で蛹掘りを実施した.即ち,便所7,肥料溜5,牛舎4,堆肥舎4,緬羊舎1,豚舎3,バタリー式鶏舎1,ゴミ溜1,計26ヶ所の周辺部を,水平的には30cm×30cm毎に,垂直的には上層(0~10cm),中層(11cm~20cm),下層(21cm~30cm)に別けて区切り,各区画土中のハエ蛹を全部採集し,実蛹と空蛹とに別けて数え,実蛹は実験室の自然温度下に置きハエと寄生蜂To make clear the quantity and the state of distribution of fly pupae in winter in the soil near various breeding sources, digging out of pupae was made during from March 15 to 23, 1954 in a farm village near Omura city, Nagasaki prefecture. The soil was
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長崎大学風土病研究所 | 論文
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