野外における殺虫剤の使用方法と効果判定に関する研究-2-
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概要
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1)市街地における下水溝の蚊幼虫(主にアカイエカ)駆除のための各種殺虫剤の効果を比較する目的で,1960,1961年に下水溝に対して各種殺虫剤の各種薬量をその割り当てを完全に無作為化して,週1回散布する野外実験を行なった.2)散布した殺虫剤の効果の判定は散布1日後における高令幼虫の生き残り数で行なうことが必要であるが,表面積当りの薬量と高令幼虫の生き残り数との間には一定の関係が認められない.しかし各溝の水深と表面積当りの散布薬量から溝毎の散布濃度を推定して,各濃度段階と生き残り幼虫数との関係をみると,明ら1) Field experiments were carried out in Nagasaki City in 1960 and 1961 to determine the recommendable dosages of larvicides in drains for controlling mosquito larvae (mainly of Culex pipiens pattens). Diluents of larvicides shown in Tables 1 and 2 were a
- 長崎大学風土病研究所の論文
長崎大学風土病研究所 | 論文
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