最近5年間に長崎市内に発生した細菌性食中毒事例とその成因考察
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概要
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1955年から1959年の5年間に長崎市内に発生した食中毒事例を原因菌別にみると,Salmonellaによるもの2件,18名,Escderichia coli 0-125によると推定されるもの1件2名,葡萄球菌によると推定されるもの7件103名,Viridans群連鎖球菌によると推定されるもの4件1695名,好塩性細菌によると推定されるもの5件705名,合計19件2523名,原因菌の不明なもの28件440名であつた.就中,Enterococcus群以外のViridans群連鎖球菌が食中毒を起こし得ることはMooRE(1948)によって初めて指摘され,我国においては著者等(1957)の追認があるだけであるが,今回更に本菌群によると推定される事例に遭遇して実験を重ねたので追加報告した.擱筆に際し,恩師青木教授の御指導を深謝し,また,恩師登倉教授の御校閲を感謝します.It was cleared up that, as regards bacterial food poisoining for a 5-year period from 1955 to 1959 in Nagasaki city, 7 incidents with 103 cases caused by staphplococcal toxins, 2 incidents with 18 cases caused by Sal. typhi murium and Sal. entdritidis, 1
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長崎大学風土病研究所 | 論文
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