長崎県対馬地区幼児の肺吸虫症について
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概要
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われわれは,昭和38年9月対馬上県群佐護地区,仁田地区の肺吸虫浸淫状況を調査した.就学前乳幼児287名についてVBS抗原による皮内反応で陽性率28.%,疑陽性2.4%陽性群率5.2%,陽性者の一名に肺吸虫卵を証明した.3才以下で皮内反応陽性者,疑陽性者は認められなかった.稿を終るに臨み,御教示を抑ぎ,調査成績を心よく提供していただきました長大風研片峰教授に深甚な謝意を表し,御協力頂いた村上助教授,風研教室員諸兄に御礼申し上げます.A screening skin test with V.B.S. antigen was performed on 287 children under the age of 6 years in Tsushima, Sago and Nita area, Nagasaki Prefecture. Subsequently, stool examination for parasite, blood cell count with differential analysis, measurement o
- 長崎大学風土病研究所の論文
- 1964-06-00
長崎大学風土病研究所 | 論文
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