ミクロフィラリアの定期出現性に関する実験的研究 : VII. ミクロフィラリアの定期出現に及ばす調節呼吸の影響
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概要
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著者はDirofilaria immitis感染犬に長時間にわたってNembutal静脈麻酔,過圧呼吸,Hyperventilationを行ないミクロフイラリアの出現に及ぼす影響を観察した.1) 24時間にわたるNembutal麻酔時の出現曲線は,循環前のそれと,各時刻に出現するミクロフイラリアの数とそのTimingには殆んど大差なく全く一致した曲線が得られる.2)過圧呼吸時の出現曲線は,夕方から夜間にかけての増加が少く,反面にこの増加は翌日午前にかけて持続し定時的の減少の傾向が弱く曲線の偏平化する傾向が看取される. Hyperventilationでは,開始直後から昼夜を通じて著明なミクロフイラリア数の増加がおこり通常の周期性が失われる.In the previous paper, it was reported that microfilariae accumulated only in the capillaries of the lung of living dog infected with Dirofilaria immitis and, in addition, an observation of influence of lung collapse by way of artificial pneumothorax and
- 長崎大学風土病研究所の論文
- 1965-06-23
長崎大学風土病研究所 | 論文
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