不満表明・改善要求における配慮行動
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概要
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相手が自分に与えた利益を肯定的に評価する発話機能が感謝表明であるのに対して、相手が自分にもたらした不利益を否定的に評価するのが不満表明である。また、相手に行為の改善を求めた場合は、改善要求という発話行為となる。このような不満表明・改善要求は、当事者間の人間関係を脅かす危険性のある発話行為であるために、その表現の方法には、言語的に多くのストラテジー―配慮表現―が含まれる。その一方で、非言語行動としてのストラテジーも用いられている。本稿では、不満表明、改善要求の発話において、どのような言語的なストラテジーが用いられるかを概観し、さらに、非言語行動としての配慮表現、すなわち配慮行動も考察すべき必要性を述べる。
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