口永良部島におけるブダイの繁殖行動
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
雌性先熟の雌雄同体であるブダイ Calotomus japonicus の繁殖行動について、南西諸島の口永良部島の磯水域で調査した。本種の雌は地味な体色(IP)を、雄は派手な体色(TP)をしていた。雌雄とも、午前中及び午後早くは岸近くで単独または混種群に加わって採餌していた。大型のTP雄は、毎日午後遅くになると、沖合の斜面上に一時的な繁殖縄張を形成し、そこへ移動してきた雌とペア産卵を行う縄張訪問型の婚姻形態を示した。Reproductive behavior of the protogynous parrotfish, Calotomus japonicus, was studied on the shallow reef at Kuchierabu-jima Island, southern Japan. The species is sexually dichromatic: females showed the initial phase (IP), and secondary males the terminal phase (TP). Both females and males foraged solitarily or in mixed-species groups in the inshore area in the morning and early afternoon. Large TP males migrated offshore to set up temporary mating territories on the reef slope in late afternoon. They pair-spawned with single females, which migrated there.
論文 | ランダム
- 講演録 勝ち続ける組織へ--星野リゾートにみる人材・組織開発の仕掛け
- リゾート運営の達人 [星野リゾート]の叡智--顧客志向の組織づくりとリピートの仕組みづくり(17)スペシャリスト集団「スカイ」の役割(5)組織の価値観を伝える仕組みづくりがリゾート企業の本質を構築
- リゾート運営の達人 [星野リゾート]の叡智--顧客志向の組織づくりとリピートの仕組みづくり(16)スペシャリスト集団「スカイ」の役割(4)持続可能なリゾートへの進化を目指すソフト・サービス開発の取組み
- リゾート運営の達人 [星野リゾート]の叡智--顧客志向の組織づくりとリピートの仕組みづくり(15)スペシャリスト集団「スカイ」の役割(3)星野流人材活用の妙--法務スペシャリストは入社1年目の新卒社員
- ロングインタビュー 星野リゾート社長 星野佳路 マニュアルや予算で社員を縛らない自己判断と楽しさが企業再生の秘訣