6. Electrical Conductivity of Strained Rocks : The Fifth Paper Residual Strains Associated with Large Earthquakes as Observed by a Resistivity Variometer
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概要
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The resistivity variometer now at work at Aburatsubo has recorded step-like changes in association with earthquakes of large magnitude including the 1968 Tokachi Earthquake on May 16, 1968. Close examination of records leads to a conclusion that residual strains of the order of 10-7 were detected as resistivity jumps with a duration of a few minutes.|第三,四報で報告した比抵抗変化計は神奈川県油壷に於て作動中であるが,1968年5月16日の十勝沖地震およびその余震,6月12日の三陸沖合,さらには7月1日の埼玉県中部の地震に伴なって特異な変化を記録した.これらの変化は,2~5分の間に大地比抵抗が16-5~16-4の変化率で階段状に緩慢に変わることで特徴づけられる.この比抵抗変化計はその構造上,著しいover-dampingになっているので,このような地震に際しての残留歪があるとすれば,通常の伸縮計,傾斜計などに比して,永久歪の記録に適していると考えられる.変化量を歪に換算すると,10-8~10-7のオーダーとなり,PressやWideman-Majorによって推算されている残留歪のオーダーと一致する.これらの地震の発震機構との関連については,じゅうぶんな考察ができなかったが,このような比抵抗変化計の記録によって震源の状態を推定することの可能性が示されたということができよう.
- 1969-03-20
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