Earthquake Generating Stress in Japan for the Years 1961 to 1963 Obtained by Smoothing the First Motion Radiation Patterns
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概要
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ある地域に働く平均的な起震力を,できるだけ客観的に求める試みとして,次のような方法を考えた.先ず,現在の段階でもつともらしいと思われる地殻構造を基に,気象庁地震月報のipのデータを用いて,震源の深さを決め直し,同時に各観測点への射出角を求める.次に注目する地域内の地震の全体を1つの地震のように見做して,その地震の震源球上での押し引き分布をWulffのnetによつて投影する.この仮想震源球上にある点Qとそのantipode Q'をとり,これらの点から角距離45度以内の押しの数と引きの数を算え,これらの数の差と和の比をk値と呼ぶ. kはもしすべて押しなら-1,すべて引きなら+1,押し引きが同じ数なら0になる. Q点を球面上いろいろの場所にとってkの値を求め,それを対応する点Qのところにplotし,等k値線を引くと,その結果はいわばnormalizeされsmoothingされたP波初動分布を与える.
- 1966-10-31
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