Magnetization of the New Lava-Flows of Miyakesima Island.
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概要
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昭和15年7月12日三宅島に著しい火山活動が起り,熔岩流の流出,寄生火山の成生等の火山現象が現はれた.その詳細は既に津屋博士其の他によつて報告されて居る.筆者は昭和15年7月,10月,及び翌16年5月に同島に於いて磁氣伏角の測定を行つた.その際,ヨリダイ澤,赤場暁の新熔岩流の極めて近い點に於ける伏角の變動を測定し,熔岩の冷却と共に熔岩の帯磁の進行する状況を知る事が出來た.即ち熔岩流は地球磁気の方向に帯磁し,その強さ約O・012(C.G.S.)である事が判つた.
- 東京帝国大学地震研究所,Earthquake Research Institute, Tokyo Imperial University,地震研究所の論文
- 1941-09-30
東京帝国大学地震研究所,Earthquake Research Institute, Tokyo Imperial University,地震研究所 | 論文
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