Measurement of Changes in Magnetic Susceptibility of Igneous Rocks with Temperature in a Weak Magnetic Field
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概要
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岩石の帯磁率の温度による變化を知る事は地殻の磁性を論ずるには是非共必要な事である.岩石が磁場内で温度變化を爲す時は一般に熱殘留磁気の生成,消滅が起きるので,この影響をさける爲に磁場逆轉に依る彈動法を用びて,帯磁率の温度による變化の測定を爲した.種々の測定誤差が伴ふので,結局の測定誤差は比帯磁率の絶對値に於いて最高3×10-5である.従つて10-3の比帯磁率の測定には3%の誤差を伴ふ.但し測定に用ひた磁場の強さは1・5乃至2・2 Oersted である.然しこの様な測定の結果に於いても,岩石の帯磁率の温度による變化をかなり詳しく求める事が出來た.
- 東京帝国大学地震研究所,Earthquake Research Institute, Tokyo Imperial University,地震研究所の論文
- 1941-09-30
東京帝国大学地震研究所,Earthquake Research Institute, Tokyo Imperial University,地震研究所 | 論文
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