Magnetic Surveys of Volcano Asama. : Part 2.
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概要
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淺間火山周圍29ヶ所に於いて,地磁氣の三成分の絶對測定を行つた,火山觀測所及び小諸地磁氣觀測室に於ける磁氣變動計の記録を用ひて,日變化及び磁氣嵐の補正を行ひ,各測點に於ける日平均値を得た.測定結果より異常分有を觀察すると山體が磁氣物質としての影響が大きい事を察知される.そこで山體の表面形状及び體積が近似する扁平なる囘轉隋圓體が地球磁場の方向に一様に帯磁せる場合の磁氣異常をKonigsberger等の計算に從つて行つた.其の結果各要素共に實測結果と全體の傾向に於いてかなり一致する事が判つた.併しながら山體の影響と考へられざる所に地下に異常物質の存在する事も推定された.
- 東京帝国大学地震研究所,Earthquake Research Institute, Tokyo Imperial University,地震研究所の論文
- 1940-06-30
東京帝国大学地震研究所,Earthquake Research Institute, Tokyo Imperial University,地震研究所 | 論文
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