47. Theory of the Aseismic Properties of the Brace Strut (Sudikai) in a Japanese-style Building.Part V. : Model Experiment Confirmations
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概要
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筋違の耐震効果の理論を確めるために,簡單な模型を振動臺の上に載せて振動試驗を試みた.模型の性質上,減衰力は構造内部のそれのやうである.實驗から出した共振曲線と數學的に出した共振曲線とを比較したのであるが,構造各部分の板が餘り薄いために,之等の板の長さの方向の強さについては相當の減少があるから,斷面の効果的面積を振動部分の變位から算定し,之から比較したのである.その結果,實驗的の共振振動振幅と振動周期とは計算のそれと可なり一致する事がわかつた.但し只今の研究では斷面の効果面積が筋違の大小に關せず一定としたし,又,振動の減衰係數が如何な部分でも同じであるとしたから,實驗と計算との間に多少の相違も出たが,若しその効果面積を場合場合について調整し且つ筋違の減衰係數のみが特に大きいとすれば兩方の結果は一層よく一致するのである.後者の方が特に影響するけれどもその計算が非常に複雜になる.振動臺の性質がもつとよければ,模型を大きくして材料の効果的斷面などを取る必要がないのである.
- 東京帝国大学地震研究所,Earthquake Research Institute, Tokyo Imperial University,Earthquake Research Instituteの論文
- 1939-12-30
東京帝国大学地震研究所,Earthquake Research Institute, Tokyo Imperial University,Earthquake Research Institute | 論文
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