Recent Seismic Activities in the Idu Peninsula. (Part 2.)
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概要
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昭和5年2月より翌年1月に至る間の伊豆半島に發生したる群生地震の震原の立體分布に就いては,第1報として地震研究所彙報第9號に概要を述べて置いた.其後震原決定の方法を改良し伊東地震の震原分布を再調査しその結果を本論文に書いたのである.震原決定の方法は地震3點觀測の方法であるが距離係數kは5箇の内より4箇宛の觀測點を組合せ得る場合には1の地震に就いて5通り求め得る.觀測點が4箇の場合には唯1のkの價を決定し得ることは周知の事柄である.かく一つの地質に就いて求められたkの價には觀測網の選び方により多少差異あることを認めた.85のKの價の平均は4.70となり,これを用ひて3點觀測を行つた.
- 東京帝国大学地震研究所,Earthquake Research Institute, Tokyo Imperial University,地震研究所の論文
- 1935-06-30
東京帝国大学地震研究所,Earthquake Research Institute, Tokyo Imperial University,地震研究所 | 論文
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