Petrology of Some Lavas of Volcano Asama, Sinano Province, Japan
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概要
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信濃國淺間火山は外輪山なる黒斑山(海抜2405m.)-牙山-劍ヶ峯(2280m.,其カルデラの東側に偏して噴出せる中央火口丘前掛山(2521m.).及び前掛山の山頂火口内に噴出し現在活動しつゝある火口丘(2542m.)より成る三重の所謂somma volcanoである.此火山を構成する岩石は主として中性の安山岩で所謂bandaiteに相當するものであるが,其他に化學成分上石英安山岩に相當する比較的酸性の岩石が見出される.此酸性の岩石は前掛山南東腹の無限谷に露出する黒曜石質熔岩と淺間山の寄生火山と考へられてゐる小淺間山の熔岩である.本文では次の6種の岩石の顯微鏡的性質及び化學的性質を述べ,之等の岩石相互の岩石學的関係に就いて若干の考察を加へた.
- 東京帝国大学地震研究所,Earthquake Research Institute, Tokyo Imperial University,地震研究所の論文
- 1933-09-28
東京帝国大学地震研究所,Earthquake Research Institute, Tokyo Imperial University,地震研究所 | 論文
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