La deformation de la croute terrestre et la production des ondes sismique au foyer
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概要
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1)著者は昨年震源における地震波發生機巧に關して一論文を提出したが,其れは地震初動分布の状況から察して四重源の存在を想定したものである.波動の傅播を對象として,之れを力學的に考へるならば,震源をー點と考へて差支へないであらうが,波動勢力を問題として物理的に之れを考へる場合においては,震源に相當大なる容積の存在を必要とし,波動成生と同時に物質移動を考へる事が至當である.四重源の假説からすれば,物質移動は正に岩漿移動として考へられ,地震に伴ふ地形變動は以上の機巧によつて起され得る筈である,従つて地形變動と初動方向分布との間には密接の關係が存在しなくてはならない.
- 東京帝国大学地震研究所,Earthquake Research Institute, Tokyo Imperial University,地震研究所の論文
- 1933-06-18
東京帝国大学地震研究所,Earthquake Research Institute, Tokyo Imperial University,地震研究所 | 論文
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