Observations of Near Earthquakes on Mt.Tukuba with an Ishimoto Acceleration Seismograph
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概要
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1.筑波山に於ては加速度地震計に依つて觀測される地震波の最も優越せる週期はO.08秒である.従つて筑波山地方に於て廔々經驗される鳴動の現象は此の種の地震波の大氣中への屈折に依つて生ずるものと考へられる.2.筑波山に於て人體に感じ得る地震波の最小加速度は1.7ガルである.尚色々な異なつた週期の地震波に對する人體の感度は一秒に少し足りない固有週期を有する振子の外力に對する感度に類似する事を知つた.
- 東京帝国大学地震研究所,Earthquake Research Institute, Tokyo Imperial University,地震研究所の論文
- 1933-04-05
東京帝国大学地震研究所,Earthquake Research Institute, Tokyo Imperial University,地震研究所 | 論文
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