Die Schwankungen der Makroseismischen Taetigkeitszonen um den Pazifischen Ozean
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概要
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地震の統計的研究の断片である。1996-1925の間に起つた太平洋附近の海底地震の中、理科年表の激震の表に記載されてゐるものを拾ひ出して之を統計的に取扱つた。震源の位置を示すのに、φ及びλによらず、λ=0,λ=180°なる點を極とする新らしい座標によつてあらはした。是等の地震の震源は、概ね、太平洋を環る帯状の地帯に入れられる。この帯状地帯、所謂地震帯は、時と共に多少の移動をなすことが認められる。その傾向は太平洋の西側の部分に於いて稍著しく目立つて見える。又、是等の移動は、極の移動等の他の地球物理學的現象とも多少關聯する様であるが、以上の統計に用ひた材料の數が極めて尠いため決然たる判断を下すことは出来ない。
- 東京帝国大学地震研究所,Earthquake Research Institute, Tokyo Imperial University,地震研究所の論文
- 1929-00-00
東京帝国大学地震研究所,Earthquake Research Institute, Tokyo Imperial University,地震研究所 | 論文
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