3. Geomagnetic Anomaly on Mt. Haruna and Its Relation to the Reverse Thermo-Remanent Magnetism of the Pumice Covering the Place.
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概要
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1952年10月,11月にわたり,小型地磁気感応儀を用いて,榛名山の地磁気伏角を測定した。その目的は,既に,地球物理学教室の永田研究室により発見されたところの榛名山一帶に分布する浮石の逆熱残留磁気と,地磁気異常との関連を調べることである。二ツ嶽と水沢山との間の,浮石層に厚く蔽われていると思われる地域一帶に於ては,伏角分布の異常が明かに認められる。この異常は,二ツ嶽より噴出された浮石の逆帶磁に囚るものであることが略々結論された。然るに,榛名富士,二ツ嶽を夫々独立した円錐と見倣して,その山体の帶磁を求めると,正常な帶磁を得た。榛名山全休に就ても同じである。即ち噴出された浮石は逆熱残留磁気的であるが,これを噴出した山体は正常に帶磁しているという事が明らかになった。
- 1953-04-25
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