<資料>施設における盲重複障害者の日常生活スキルの促進 : 指導員の行動の分析と介入に基づく行動変容
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概要
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本研究では、施設を利用する盲重複障害者を対象として、標的行動の機能アセスメントに基づく環境への介入の効果を検討した。アセスメントの結果、標的行動を抑制している要因として、指導員の指示的なプロンプトが多いこと、社会的な強化が十分に行われていないことが明らかになった。介入は、前述の要因を改善した指導案を筆者らが作成し、これに基づき指導員に関わってもらう形で行った。その結果、標的行動が増加しプローブ場面にも般化したことから、標的行動の機能アセスメントに基づく介入の有効性が示唆された。またアセスメント・介入を対象者の日常場面で行うこと、介入として環境側を変容することの有効性も示唆された。
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